◆ 森の民・山の民(20CP)
種族的にはまったく同じ種族ですが、住む場所が分かれたため風習や技能に差があります。大きく尖った耳が外観の特徴です。
◆森の民
主にアレテイア帝国より西の森に住んでいます。フィニバー内海の北にある樹海にもっとも大きな集落があります。肌は白く、髪や眼の色素の薄いのが特徴です。 狩猟採集を主にして暮らしていますが、里の民相手に薬草を商ったりしているため、通貨も通じます。森を非常に大切にし、必要があって木を切った後はその数の十倍からの苗木を植えます。彼らの住む森を傷つけた場合彼らから、追われることになるでしょう。
◆山の民
華清帝国より東の木の生えた山の中にすんでいます。極東の日高国は、ほぼ山の民の王国といってよいでしょう。肌の色は多少黄身がかっていて、髪の色は漆黒、眼の色はたいてい青、たまに紫のことがあります。金属の精錬を能くし、鍛冶にも秀でています。(彼らの作る刀は、上級の武器として扱います。)また、馬を育てるのを得意としていて、一桁の年の頃からものすごい山道を馬で行くのを苦としません。
◆ 両者に共通することとして、優れた魔法の素質を持つものは、「巫術」といわれる独特の魔法を習い、巫子として一族の纏め役の一人となります。特に優れた魔法の素質がなくても、一族の有力者の子弟である場合、一部の巫術を伝授されることもあります。(男女を問いません) 彼らは若いときに修行の旅に出されることがあります。

初期能力値生命力 10体力 9 敏捷力 11知力 11 


長寿(里の民の約5倍)5CP
魔法の素質1lv 15CP
義務感(森)−10CP


ボーナス技能
森の民:弓矢、動物使役、軽業、鷹匠
山の民:鍛冶、冶金、乗馬、鷹匠

独自の技能(共通)
「枝渡り」 肉体・難 技能無し値 軽業−6
木の先端、若木の弾力性を利用して木から木へ飛び移る技能です。技能判定に成功すれば、1ターンに2ヘクスずつ移動出来ます。失敗するとそれ以上は今いる木から降りて、別の木に登らない限り移動できません。ファンブルの場合は、木から落ちた上に木の枝を折ってしまいます。(ダメージは、枝がクッションになると考えて、高さ×1/2Dくらいでしょう。)